PTAには色々な組織からの活動報告が届きます。
お子さんとの関わりで普段できる取り組みがあったのでご紹介します。
特に高学年になるにつれ、自分のことは自分でできるようになり、子どもだけの世界が広がっていき親との関わりの時間が少しずつ減っていくと思いますので、参考になると思いました。
今回は次の報告書が学校に届きましたので、その中から一部抜粋して紹介させていただきます。
令和3年度 茨木市青少年育成のための「重点目標と取り組み状況」
子ども達を取り巻く複雑多様化する会社環境の中で、青少年の問題行動の抑止やネット被害など巻き込まれることを防ぐために、大人が青少年の出す様々な助けを求める心の声(サイン)に気づき、互いに声を掛け合える関係づくりが必要です。
子どもの発するSOSのサイン「こんなサインがあります」
「家庭」で見かけるサインの例
・夜更かしが多い、朝なかなか起きられない
・食欲がない、または食べ過ぎる
・顔色が悪い、よく体調不良を訴える
・外出をしたがらない、独り言が増えた
「学校や地域」で見かけるサインの例
・一人で行動していることが多い
・行事や活動に参加しなくなった
・夜遅くに出歩いている
「ネット世界」が原因のサインの例
・夜遅くまでケータイ・スマホ等をさわっている
・ケータイ・スマホ等が手元にないと、落ち着きがなくなる
・ネットで何をしているかを隠そうとする
・SNSに過剰に反応する
SOSをキャッチしたら「まずは身近な大人の声かけから」
「家庭」では
「おはよう・おやすみ」「いってらっしゃい・お帰りなさい」などの毎日の
言葉かけが大切です。
また、家族そろって食事をとることや規則正しい生活をすることで、
子どものSOSに気づきやすくなります。
「学校や地域」では
通学をしたり、普段友人や家族と遊んだりと、青少年にとって学校や
住んでいる地域は大切な居場所の1つです。その地域とのつながりを
強くすることは、その地域にいる人や商店など、全てが青少年にとって
の見守りの目になる可能性につながっていきます。
出会ったときのあいさつや声かけで、普段の関係づくりを心がけましょう。
「インターネット内」では
日ごろからインターネットに関する話題などを話しておくことも大切です。